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マキタ レシプロソー JR184D の故障と無茶苦茶復活改造
(素人の無謀な改造なのであくまでも自己責任です。参考にしないでください)


オークションで購入したレシプロソーが作業中突然止まりました。
電池を差し替えたり色々機嫌取りしましたが全く反応がありません。
水に濡らしたり乱暴に扱ったわけでもないのでとても悲しくなりました。
修理に出すのか廃棄にするのか。
大いに悩むところです。
当然保証もありません。

しかし思うところがありすぐに分解を始めてしまいました。
とゆうのも前々からこのレシプロソーのスイッチの重さが気になっていたのでこの際軽くなるよう改造してみよう思ったのです。
余談ですが最近のライターは安全の為重くなっていますが中のバネを取り除くと軽くなります。
そんな経験からこのレシプロソーも簡単に軽く改造できるだろうと分解を初めてしまったのです。

分解すると予想したような構造があらわれました。
テスターで電源系を確認してみるとどうもスイッチが不良のようです。
試しにモーターに電源を直結してみると勢いよく動いたのでスイッチの故障だと断定。
これで生き返る希望がわいてきました。
ダメもとでスイッチのケースを少し開けると隙間からプリント基板が見えてきました。
簡単な電子回路が構成されて電源管理をしているようです。
この状況での故障は電子部品の交換が必要なことが多いのでこの時点でスイッチの修理は終了とします。

ではどうする?
直結で使用しても問題ないと思うので直結改造することにしました。
さっそくスイッチを撤去すると結構大きな空間ができました。
しかし改造は本体の外側に小さなスイッチを取り付ける予定だったので意味のないことでした。
グラインダーも後ろ側に簡単なスナップスイッチがついているので問題はないと思ったのです。

スイッチを探す。
定格を見ると12Aとなっていますがそんな大きなものはありません。
ふと思い出したのがリョウビのハンドタイプの芝刈り機。
ずいぶん前に壊れて保管していたのを思い出しさっそく分解してみました。
するとマイクロスイッチを発見。
おまけに表示も15A。
ヤッター!
これで十分だと思いこれを利用することにしました。

ただマイクロスイッチは外付けには不向きな構造なので内部用にするしかありません。
さっそく試しに元のスイッチの場所にマイクロスイッチを置いてみました。
するとどうでしょう何とか置けそうな感じなのです。
もし内部に取り付けできるなら本体のスイッチレバーもそのまま使えるので一番いいことです。

しかし苦労はここから
取り付ける位置は胴体の丸みと突起の構造体の中なので簡単にはできそうもありません。
色々試した結果スイッチの土台に水平な平地を作成すればいいことがわかりました。
さっそく金板を形状に合わせて土台の作成開始。
穴を開けたり削ったり。
結構時間がかかりましたが何とか完成。
土台の上にマイクロスイッチを重ねボルト2本で仮止。
切断した電源線をハンダ付けで延長。
スイッチレバーの動作に反応できる位置に再調整して固定。
配線を整え本体を組みなおしバッテリーを差し込みました。

ドキドキしながらスイッチレバーを 、、 握った!

   ガガガガガ〜!

勢いよく正常に動きました!
ヤッター!!!!!
うれしいですね!

この瞬間の満足感はやった人しかわからないでしょうね。
くだらんことかもしれないがこんなことがうれしいのですよ!
これで修理とゆうか改造とゆうか輪廻転生とゆうか復活が叶ったのです!
ただ直結改造により電池残量表示はできません。
LED照明も切断。
でもこれで十分です。

今後長時間使用した時の安全性とかノイズ発生には不安はありますが今後にご期待あれです。


参考に修理前と修理後の写真です。

このスイッチボックスが故障
黒いボタンを押しても反応なし。
この押すのがものすごく重い。
スイッチレバーの重さはこのスイッチが原因だったのです
安全性なのか? それにしても重すぎる。




見事にマイクロスイッチが収まった
これでスイッチレバーも軽くなって快適!
外観は変わらずですがボルト2本の頭が出ました。
表面のゴムは一部切り取らなければ締まりません。
しばらく使ってみましたが発熱もなく問題ありませんでした。


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